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Certia
一般問題

医師国家試験 第111回 問355

355 / 500

58歳の男性。右中咽頭癌で放射線化学療法のため入院中である。終了予定線量 66Gy(2Gy/日)で放射線治療を開始したが、40Gy照射した時点で口腔内の痛み のため食事の摂取が困難になった。便通は正常である。栄養サポートチーム 〈NST〉に相談して食事形態の見直しと十分な疼痛管理とを行ったが改善しない。 身長172cm、体重56kg。脈拍84/分、整。血圧134/80mmHg。口腔内の写真(別 冊No. 7)を別に示す。 最も適切な対応はどれか。

問題の図

正解と解説

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正解 d

経鼻経管栄養を行う。

放射線治療に伴う口腔・咽頭粘膜炎による摂食困難であり、残る照射期間を含めて数週間の栄養サポートが必要ですが、粘膜炎は治療終了後に回復する一時的な障害です。腸管は使用可能であるため、侵襲の少ない経鼻経管栄養で経腸栄養を継続するのが適切です。長期使用が前提となる胃瘻造設や、感染や腸管廃用のリスクを伴う静脈栄養は、この段階では第一選択となりません。

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