一般問題
医師国家試験 第111回 問461
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65歳の男性。睡眠中の行動異常を主訴に妻に伴われて来院した。5年前からし ばしば悪夢を見てはっきりした寝言を言うようになった。次第に睡眠中に大声で叫 んだり笑ったりするようになり、上肢を振り回し妻に殴りかかることがあった。寝 言や寝ぼけた行動は夢の内容に対応していた。 最も考えられる疾患について正しいのはどれか。
正解と解説
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正解 d
寝室環境の調整が必要である。
夢の内容に一致した寝言や粗大な体動、大声を伴う行動異常はREM睡眠行動障害の特徴で、通常はREM睡眠時に生じる骨格筋の脱力が失われることで起こります。本人や同床者の外傷を防ぐため、危険物を片づけベッド周囲を安全にするなど寝室環境の調整が必要で、クロナゼパムなどの薬物療法も行われます。徐波睡眠相に起こるのは睡眠時遊行症などで、本症はLewy小体型認知症やParkinson病への移行に注意します。