本文へスキップ
Certia
必修問題

医師国家試験 第112回 問105

105 / 400

31歳の1回経産婦。妊娠32週1日。性器出血を主訴に妊婦健康診査を受けてい る周産期母子医療センターに来院した。10日ほど前にも少量の性器出血があり、 3日間の自宅安静で軽快したという。本日自宅で夕食作りをしていたとき、突然、 性器出血があり、慌てて受診した。第1子を妊娠38週で正常分娩している。体温 36.5°C。脈拍88/分、整。血圧102/62mmHg。来院時、ナプキンに付着した血液 は約50mLだった。腟鏡診で計250mLの血液および凝血塊の貯留を認め、子宮口 から血液流出が続いているのが観察された。腹部超音波検査で胎児推定体重は 1,850g、羊水量は正常。胎児心拍数陣痛図で子宮収縮はなく、胎児心拍数波形に 異常を認めない。経腟超音波像;別冊No. 3=を別に示す。 対応として正しいのはどれか。

問題の図

正解と解説

表示する
正解 a, d

帝王切開を行う。 / β 刺激薬の点滴静注を開始する。

妊娠32週で誘因のない無痛性の性器出血を繰り返しており、経腟超音波で胎盤が内子宮口を覆っていれば前置胎盤による警告出血と考えられます。出血量が多く子宮口からの流出が持続している状況では、母体の安全を優先して妊娠週数にかかわらず帝王切開による娩出を行います。一方で子宮収縮は出血を助長するため、β刺激薬などの子宮収縮抑制薬を用いて収縮を抑えることも並行して行われる対応です。内診(双合診)や経腟分娩は大量出血を招くため行いません。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。