必修問題
医師国家試験 第112回 問108
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59歳の男性。左腎細胞癌の診断で腎部分切除術を受け入院中である。手術2時 間後にドレーンから血性の排液があり、意識レベルが低下した。JCSII-20。脈拍 152/分、整。血圧56/42mmHg。呼吸数16/分。SpO は測定できなかった。腹部 は軽度膨満している。血液所見:赤血球218万、Hb5.0g/dL、Ht18%、白血球 9,300、血小板15万。 次に行うべき処置として誤っているのはどれか。
正解と解説
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正解 c
血小板輸血
腎部分切除術後の術野出血による出血性ショックで、Hb5.0g/dLと高度の貧血をきたしています。したがって酸素投与、細胞外液による輸液蘇生、赤血球輸血、必要に応じた昇圧薬投与はいずれも適切です。一方で血小板数は15万と正常範囲であり、この時点で血小板輸血を行う根拠はありません。血小板輸血は血小板数が著明に低下し出血傾向を助長している場合に検討します。