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Certia
必修問題

医師国家試験 第112回 問106

106 / 400

83歳の女性。右大5骨頸部骨折のため手術を受けた。手術当日の夜は意識清明 であったが、手術翌日の夜間に、死別した夫の食事を作るために帰宅したいなど、 つじつまの合わない言動が出現した。これまで認知症を指摘されたことはない。 この病態について正しいのはどれか。

正解と解説

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正解 d

意識の混濁が短時間で変動する。

手術という身体的侵襲を契機に、術後に急性発症した術後せん妄です。せん妄の中核は意識混濁であり、日内変動が大きく夜間に増悪し、短時間のうちに症状が動揺するのが特徴です。認知症とは異なり可逆的ですが、せん妄をきたした高齢者は生命予後や機能予後が悪化することが知られています。過活動型せん妄では抗精神病薬が用いられ、ベンゾジアゼピン系薬はむしろせん妄を惹起・増悪させるため原則避けます。

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