一般問題
医師国家試験 第112回 問150
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日齢21の新生児。母子手帳の便色カードを見て、便の色が薄いことに気付いた 母親に連れられて来院した。在胎39週、出生体重2,800gで出生し、出生時に異 常は指摘されなかった。完全母乳栄養である。体重3,200g。体温37.0°C。心拍 数110/分、整。血圧80/40mmHg。呼吸数32/分。SpO 98%(room air)。四肢を 活発に動かしている。皮膚および眼球結膜に黄染を認める。心音と呼吸音とに異常 を認めない。腹部は軽度膨満しており、肝を肋骨弓下に3cm触知する。腸雑音の 亢進はない。患児の便の写真(別冊No. 3)を別に示す。 母親への説明で適切なのはどれか。

正解と解説
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正解 b
「すぐに血液検査をしましょう」
日齢21で遷延する黄疸に加え、便色の淡さと肝腫大を認めており、胆道閉鎖症を強く疑う状況です。胆道閉鎖症は早期に葛西手術を行うほど予後が良好で、生後60日以内の手術が望ましいとされるため、直ちに直接ビリルボンを含む血液検査や腹部超音波検査を進める必要があります。経過観察や再診の先延ばしは診断の遅れにつながり不適切です。