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Certia
一般問題

医師国家試験 第112回 問209

209 / 400

72歳の女性。動悸を主訴に来院した。5年前に大動脈弁狭窄症に対して機械弁 による大動脈弁置換術を受けており、定期的に受診し、ワルファリンを内服してい る。これまでの受診時の心電図検査では洞調律であったが、来院時の心電図は心拍 数104/分の心房細動であった。意識は清明。脈拍96/分、不整。血圧120/76 mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めない。頸部血管雑音を認めない。呼吸音に異常を 認めない。神経学的所見に異常を認めない。血液所見:赤血球468万、Hb13.7 g/dL、白血球7,300、血小板18万、PT-INR2.3(基準0.9〜1.1)。 この患者への対応として適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 c

現在の抗凝固療法を継続する。

機械弁置換後の患者ではワルファリンによる抗凝固療法が必須で、心房細動を合併しても目標とするPT-INRの範囲は変わりません。この患者のPT-INR2.3は治療域にあり、出血傾向を示す所見もないため、現在の抗凝固療法をそのまま継続します。ビタミンKや止血薬の投与は弁血栓症を招く危険があり、直接経口抗凝固薬は機械弁に対する有効性が示されておらず禁忌です。

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