一般問題
医師国家試験 第112回 問215
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65歳の男性。人間ドックの腹部超音波検査で異常を指摘されたため受診した。 腹部は平坦、軟で、自発痛と圧痛とを認めない。血液所見:赤血球480万、Hb 15.8g/dL、Ht46%、白血球6,800、血小板24万。血液生化学所見:アルブミン 4.3g/dL、AST32U/L、ALT40U/L、LD180U/L (基 準176〜353)、ALP212 U/L(基準115〜359)、γ-GTP40U/L(基準8〜50)、アミラーゼ73U/L(基準 37〜160)、CEA3.2ng/mL(基準5.0以下)、CA19-914U/mL(基準37以下)。CRP 0.2mg/dL。腹部造影CT(別冊No. 11A)とMRCP(別冊No. 11B)とを別に示す。 病変の質的診断を行うため次に行うべき検査はどれか。


正解と解説
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正解 c
超音波内視鏡検査
腹部造影CTとMRCPで膵の囊胞性病変が指摘された状況で、腫瘍マーカーは基準内です。超音波内視鏡は膵に近接した高分解能の観察が可能で、囊胞内の結節や隔壁、主膵管との交通、壁在結節の有無を詳細に評価でき、必要に応じて穿刺吸引による組織・囊胞液の採取も行えるため、質的診断に最も有用です。ERCPは膵炎のリスクがあり、診断目的での第一選択にはなりません。