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Certia
一般問題

医師国家試験 第112回 問219

219 / 400

30歳の女性。咽頭痛と開口障害とを主訴に来院した。5日前から咽頭痛と軽度 の発熱があったため自宅近くの医療機関を受診し、抗菌薬と解熱鎮痛薬の内服治療 を受けていた。昨日から開口障害と摂食困難とが出現したため受診した。喫煙歴は なく、飲酒は機会飲酒。頸部リンパ節と肝・脾とを触知しない。血液所見:赤血球 480万、Hb13.0g/dL、白血球16,800(桿状核好中球30%、分葉核好中球52%、 好酸球1%、好塩基球1%、単球6%、リンパ球10%)、血小板21万。血液生化学 所見:AST30U/L、ALT28U/L。CRP14mg/dL。口腔内写真(別冊No. 12)を別 に示す。 診断はどれか。

問題の図

正解と解説

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正解 d

扁桃周囲膿瘍

咽頭痛が数日先行した後に開口障害と摂食困難が加わり、白血球増加と著明なCRP上昇を伴っています。扁桃周囲の炎症が膿瘍を形成すると翼突筋が刺激されて開口障害(牙関緊急)を生じ、口蓋垂の対側偏位と患側軟口蓋の膨隆がみられます。治療は穿刺吸引や切開排膿と抗菌薬投与で、気道閉塞に注意が必要です。伝染性単核球症であれば肝脾腫や異型リンパ球を伴います。

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