一般問題
医師国家試験 第112回 問265
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28歳の初妊婦。妊娠24週に急激な腹囲の増大と体重増加とを主訴に来院した。 妊娠初期の超音波検査で1絨毛膜2羊膜性双胎と診断されている。来院時、子宮頸 管長は40mmであった。超音波検査で両児間の推定体重に差を認めない。第1児 の最大羊水深度を計測した超音波像(別冊No. 39A)と両児間の隔壁を示す超音波像 (別冊No. 39B、矢印は隔壁)とを別に示す。 この第1児について正しいのはどれか。3つ選べ。


正解と解説
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正解 b, c, d
羊水過多がある。 / 第2児との間に血管吻合がある。 / 第2児と比較して胎児水腫になりやすい。
1絨毛膜双胎で急激な腹囲増大をきたし、一方の児に羊水過多、他方に羊水過少と隔壁の密着がみられることから双胎間輸血症候群が考えられ、第1児は羊水過多を示す受血児です。1絨毛膜性である以上、胎盤上に両児をつなぐ血管吻合が必ず存在します。受血児は循環血液量の増加により多尿と羊水過多をきたし、心不全から胎児水腫に至りやすい一方、貧血や発育不全は供血児側にみられる所見です。