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Certia
一般問題

医師国家試験 第112回 問260

260 / 400

23歳の男性。咽頭痛と全身の皮疹とを主訴に来院した。3週間前に咽頭痛と微 熱が出現し、その後咽頭痛が増悪するとともに全身に皮疹が出現してきたという。 体温37.2°C。全身にびまん性の紅斑を認める。眼瞼結膜に貧血を認めない。白苔 を伴う扁桃の発赤と腫大とを認める。頸部リンパ節を触知する。血液所見:赤血球 441万、Hb13.7g/dL、Ht42%、白血球12,800(桿状核好中球12%、分葉核好中 球30%、好酸球1%、好塩基球1%、単球8%、リンパ球40%、異型リンパ球8 %)、血小板28万。血液生化学所見:総蛋白7.9g/dL、AST78U/L、ALT84 U/L、LD365U/L (基 準176〜353)、ALP240U/L (基 準115〜359)、γ-GTP27 U/L(基準8〜50)。咽頭ぬぐい液のA群β溶連菌迅速検査は陰性。体幹部の写真 (別冊No. 38)を別に示す。 この疾患について正しいのはどれか。2つ選べ。

問題の図

正解と解説

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正解 c, e

アンピシリンは禁忌である。 / 発症直後の抗EBNA抗体価は陰性である。別 冊No. 38

遷延する咽頭痛と白苔を伴う扁桃腫大、頸部リンパ節腫脹、異型リンパ球の出現と肝機能障害があり、EBウイルスによる伝染性単核球症と考えられます。本症でアンピシリンなどのペニシリン系を投与すると高率に薬疹を生じるため禁忌とされます。また抗EBNA抗体は感染後数か月を経て陽性化するため、発症直後は陰性であり、VCA-IgM抗体陽性とあわせて初感染を判断します。感染経路は唾液を介した接触感染で空気感染はしません。

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