一般問題
医師国家試験 第112回 問261
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17歳の女子。るいそうのため入院中である。高校に入学した1年半前から、痩 せるために食事摂取量を減らすようになった。その後、食事制限に加えて毎朝6時 から3kmのジョギングを始めたところ、4か月前から月経がなく、1か月前から 7怠感を強く自覚するようになった。自己誘発性の嘔吐や下剤の乱用はない。入院 後も食事摂取量は少なく、「太りたくない」と訴える。小学校、中学校では適応上の 問題は特になく、学業成績は良好であった。身長158cm、体重30kg。 この患者で認められる可能性が高いのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 a, b
徐 脈 / 低体温
極端な食事制限と過活動により著しいるいそう(BMIは約12)と続発性無月経をきたしており、神経性やせ症と考えられます。エネルギー低下に対する代謝適応と交感神経活動の低下により徐脈と低体温が生じ、しばしば低血圧も伴います。嘔吐や下剤乱用がないため低カリウム血症をきたす状況ではなく、下垂体前葉機能は全体に低下するためプロラクチンの上昇も典型的ではありません。