一般問題
医師国家試験 第112回 問381
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30歳の女性。この2年間で6kgの体重減少があり、心配した母親に付き添われ て来院した。薬物服用はなく、食事は少ないながらも摂取しているという。身長 156cm、体重38kg。体温37.0°C。脈拍72/分、整。血圧90/52mmHg。表情に 乏しく、問診時も無関心な様子で言葉数が少ない。口腔粘膜と四肢・体幹部の皮膚 に色素沈着を認める。血液所見:赤血球341万、白血球2,500。血液生化学所見: 空腹時血糖62mg/dL、Na132mEq/L、K5.6mEq/L。 診断のために必要な検査項目の組合せはどれか。
正解と解説
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正解 a
ACTHとコルチゾール
全身の色素沈着、低血圧、体重減少、低血糖、低ナトリウム血症と高カリウム血症という組合せは、慢性原発性副腎皮質機能低下症(Addison病)を示唆します。ACTHの過剰分泌が色素沈着をもたらすため、診断には血中ACTHとコルチゾールの同時測定を行い、ACTH高値かつコルチゾール低値であれば原発性と判断します。必要に応じて迅速ACTH負荷試験で確認します。