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問389 / 400

医師国家試験 第112回 問389

一般問題

76歳の男性。腹痛と下痢とを主訴に来院した。 現病歴 : 50歳台から軟便傾向であり、ときに水様下痢となっていた。本日、早 朝に下痢、腹痛が出現した。自宅近くの診療所を受診し、細胞外液の輸液を受けた が改善しないため、紹介されて受診した。血便や嘔吐はない。 既往歴 : 55歳ごろに過敏性腸症候群と診断され、6か月間治療を受けたことが ある。65歳時から高血圧症と脂質異常症のため、自宅近くの診療所でスタチンと カルシウム拮抗薬とを処方されている。75歳時からAlzheimer型認知症のためド ネペジル塩酸塩を処方されている。 家族歴 : 父親が胃癌。母親が脳卒中。 生活歴 : 商社に勤務し、48歳から60歳まで東南アジア諸国に赴任していた。 現 症 : 意識は清明。身長173cm、体重66kg。体温37.1°C。脈拍88/分、整。 血圧120/60mmHg。呼吸数14/分。SpO 98%(room air 。眼瞼結膜と眼球結膜と に異常を認めない。頸静脈の怒張を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。 腹部は下腹部全体に圧痛があるが、反跳痛はない。肝・脾を触知しない。腸雑音は 亢進している。 検査所見 : 尿所見:蛋白1+、糖(− 、ケトン体3+、潜血(− 、沈渣に白血球 を認めない。血液所見:赤血球497万、Hb14.9g/dL、Ht44%、白血球11,700 (好中球77%、好酸球4%、単球6%、リンパ球13% 、血小板32万。血液生化学 所見:総蛋白6.0g/dL、アルブミン3.3g/dL、総ビリルビン1.1mg/dL、AST8 U/L、ALT10U/L、LD156U/L(基準176〜353 、ALP147U/L(基準115〜359 、 γ-GTP25U/L(基準8〜50 、尿素窒素14mg/dL、クレアチニン1.0mg/dL、尿 酸5.9mg/dL、血糖101mg/dL、HbA1c5.4%(基準4.6〜6.2 、トリグリセリド 85mg/dL、HDLコレステロール54mg/dL、LDLコレステロール116mg/dL、 Na139mEq/L、K3.3mEq/L、Cl103mEq/L。便鏡検によって認めた微生物の写 真(別冊No. 8 を別に示す。 別 冊 No. 8 追加して確認すべきなのはどれか。

問題の図
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