一般問題
医師国家試験 第112回 問374
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25歳の男性。研修医1年目。2か月前にこの病院に就職した。担当患者の採血 をしていたところ針刺し事故を起こした。研修医が担当していた患者はC型慢性 肝炎を合併しており、現時点でウイルスは排除されていない。研修医の就職時の検 査ではHCV抗体は陰性であった。針刺し後、すぐに流水中で傷口から血液を絞り 出した。その直後、院内の感染対策部署の医師に連絡をした。 連絡を受けた医師の研修医への説明として適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 d
「1週間後にC型肝炎ウイルス感染の有無の検査をしましょう」
C型肝炎ウイルスには有効なワクチンも免疫グロブリンによる曝露後予防も存在せず、針刺し後は経過観察と早期発見が基本方針となります。感染成立率は数%程度と低く、就業制限も必要ありません。曝露後はHCV-RNAを1〜2週後から、HCV抗体を数か月後まで定期的に検査し、感染が判明した場合は早期に抗ウイルス療法を導入します。