必修問題
医師国家試験 第113回 問292
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15歳の男子。不登校を主訴に母親と来院した。高校受験を控えた中学 年生。 この か月、朝起きることができないため学校に行っていない。午前中は頭痛、腹 痛などの症状を訴え、ベッドの中にいるが、夕方から夜になると元気になり、深夜 遅くまでゲームや勉強をしている。学校から病気の可能性を確認するために医療機 関を受診するように言われて受診した。母親は「本人が勉強嫌いで学校をさぼって いる。ゲームばかりして夜更かしするので朝起きられない」と感情的に主張し、そ の隣で患者はうつむいて黙っている。 まず行うべきこととして適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 b
患者の話を傾聴する。
朝に起床困難と頭痛・腹痛があり午後から回復するという日内変動は起立性調節障害を示唆しますが、心理社会的な要因も関与し得ます。母親が一方的に怠けと決めつけている状況では、まず患者本人の話を十分に傾聴して信頼関係を築き、症状や背景を把握することが先決です。登校の強要や安易な薬物処方、母親を非難する対応は適切ではありません。