必修問題
医師国家試験 第113回 問301
301 / 400
69歳の男性。排尿困難を主訴に来院した。 年前から尿線が細いことに気付い ていたが年齢のためと考えていた。 か月前から排尿困難を伴うようになったため 受診した。直腸指診で前立腺は腫大し、表面平滑、弾性硬で硬結を認めない。尿所 見および血液生化学所見に異常を認めない。PSA1.8ng/mL;基準4.0以下=。腹 部超音波検査で前立腺肥大;40mL=を認めた。残尿量は100mLであった。 適切な治療薬はどれか。
正解と解説
表示する
正解 a
α 遮断薬
前立腺の腫大と残尿を伴う排尿困難で、PSAは正常範囲であり前立腺肥大症と診断されます。第一選択はα1遮断薬で、前立腺平滑筋と膀胱頸部の緊張を緩めて尿道抵抗を下げ、排尿症状を速やかに改善します。抗コリン薬は尿閉を助長する恐れがあるため、残尿の多い症例では単独使用を避けます。