必修問題
医師国家試験 第113回 問302
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歳の男児。繰り返す嘔吐を心配した母親に連れられて来院した。 か月前から 時々起床後に突然の嘔吐がみられていた。 週間前から毎日起床後に嘔吐がみられ るようになり、今朝から呼びかけに対する反応がやや鈍くなったため受診した。下 痢や体重の減少は認めない。嘔吐の回数が増えるにつれ、転びやすくなったとのこ とである。意識レベルはJCSI- 。体温36.7°C。心拍数100/分、整。血圧80/50 mmHg。呼吸数36/分。SpO 98%;room air=。毛細血管再充満時間 秒未満。心 音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。腸雑音 に異常を認めない。腱反射に異常を認めない。坐位で体幹動揺を認める。指鼻試験 は拙劣で、眼振と変換運動障害を認める。眼底鏡による観察で両側うっ血乳頭を認 める。 次に行う検査として適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 d
頭部単純CT
早朝の嘔吐が反復し、体幹失調や眼振、変換運動障害といった小脳症状と両側うっ血乳頭を認めることから、後頭蓋窩腫瘍による頭蓋内圧亢進と閉塞性水頭症が疑われます。まず頭部単純CTで水頭症や腫瘤の有無を速やかに確認します。頭蓋内圧亢進が疑われる状況での腰椎穿刺は脳ヘルニアを誘発するため禁忌です。