一般問題
医師国家試験 第113回 問383
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50歳の女性。活動の低下を心配した夫に伴われて来院した。 か月前から朝起 床はするが、朝食の準備ができず、ぼんやりと座っているようになった。それまで 見ていたニュースや新聞を見なくなり、買い物には行くが、献立を決められず、何 も買わずに帰ってくる状態であった。 週間前からは洗濯や掃除などの家事が全く できなくなったため、夫に伴われて受診した。意識は清明。見当識と記憶に異常は 認めない。身体所見に異常を認めない。 この患者にみられることが予想される訴えはどれか。つ選べ。
正解と解説
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正解 a, e
「自分のせいで家族に迷惑をかけています」 / 「趣味や好きだったことが少しも楽しめなくなりました」
数か月かけて意欲・自発性が低下し、家事や意思決定ができなくなっていることからうつ病が考えられます。うつ病では興味や喜びの喪失(アンヘドニア)と、自分を責める微小妄想的な罪責感が特徴的に認められます。感情失禁や被害的な意味づけ、急な思考制止はそれぞれ血管性障害や統合失調症、不安障害などで問題となる症状です。