一般問題
医師国家試験 第113回 問382
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69歳の男性。発熱と下腹部の緊満感とを主訴に来院した。以前から排尿困難を 自覚していた。数日前から頻尿と排尿時痛が出現し、今朝から38°C台の発熱と全 身.怠感および下腹部の緊満感を自覚したため受診した。腹部に肝・脾を触知しな い。下腹部に緊満を認める。直腸指診で前立腺に圧痛を認める。尿所見:蛋白 +、糖 安 、ケトン体 安 、潜血 +、沈渣は赤血球 〜 個/HPF、白血球 50〜99個/HPF。血 液 所 見:赤 血 球435万、Hb13.6g/dL、Ht41%、白 血 球 16,900、血小板16万。血液生化学所見:総蛋白6.6g/dL、アルブミン4.1g/dL、 総ビリルビン0.6mg/dL、AST30U/L、ALT21U/L、血糖175mg/dL、Na141 mEq/L、K4.1mEq/L、Cl105mEq/L。CRP8.5mg/dL。 この時点での治療として検討すべきなのはどれか。つ選べ。
正解と解説
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正解 b, d
抗菌薬の投与 / 尿道カテーテルの挿入
発熱、頻尿・排尿時痛、直腸診での前立腺圧痛と膿尿・白血球増多から急性細菌性前立腺炎と考えられ、下腹部の緊満は尿閉を示しています。ただちに抗菌薬の全身投与を開始するとともに、尿閉に対して尿道カテーテルを留置して尿路を確保します(前立腺炎では膀胱瘻を選ぶ場合もあります)。抗コリン薬は尿閉を悪化させ、LH-RHアゴニストは前立腺癌の治療薬です。