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Certia
一般問題

医師国家試験 第114回 問183

183 / 400

38歳の女性。下腹部痛を主訴に来院した。5年前から月経時に下腹部痛と腰痛 を自覚するようになった。1年前から月経初日と2日目に仕事を休むようになっ た。3か月前から月経終了後に下腹部痛と腰痛が出現し仕事を休むようになった。 月経は28日周期で整。持続5日間。現在妊娠希望はないが将来は妊娠したいと 思っている。飲酒は機会飲酒。母は子宮筋腫で子宮摘出術を受けた。身長162cm、 体重58kg。体温36.8°C。脈拍68/分、整。血圧108/76mmHg。心音と呼吸音と に異常を認めない。下腹部に圧痛のある腫瘤を触知する。内診では、子宮は前屈で 正常大。左右付属器の腫瘤はそれぞれ径10cmで圧痛を認める。Douglas窩に有痛 性の硬結を触知する。下腹部MRIの矢状断像(別冊No. 12 を別に示す。 治療法を決める上で考慮すべきなのはどれか。2つ選べ。

問題の図

正解と解説

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正解 d, e

疼痛の強さ / 妊孕性温存の希望別 冊No. 12

月経困難症が進行して月経期以外にも疼痛が続き、両側に径10cmの卵巣囊胞とDouglas窩の有痛性硬結を認めることから、子宮内膜症(卵巣チョコレート囊胞)と考えられます。治療法の選択では、日常生活の支障度を決める疼痛の強さと、将来の妊娠希望すなわち妊孕性温存の希望が最も重要な判断材料となります。身長や飲酒歴は治療選択に影響しません。

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