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Certia
一般問題

医師国家試験 第114回 問179

179 / 400

58歳の男性。1週前から両眼の視力低下を自覚し来院した。これまでに医療機 関を受診したことはなかったという。喫煙歴は20本/日を26年間。血圧170/90 mmHg。血液生化学所見:尿素窒素23mg/dL、クレアチニン1.2mg/dL、空腹時 血糖160mg/dL、HbA1c8.2%(基準4.6〜6.2 、トリグリセリド190mg/dL、 HDLコレステロール25mg/dL、LDLコレステロール148mg/dL。視力は右0.1 (0.4庵−3.0D 、左0.2(0.7庵−2.5D 。眼圧は右15mmHg、左13mmHg。両眼 の眼底写真、蛍光眼底写真、光干渉断層計〈OCT〉像および光干渉断層血管撮影写 真(別冊No. 10A、B を別に示す。眼底写真では点状・斑状出血、硬性白斑および 軟性(綿花様 白斑を両眼に認める。光干渉断層血管撮影写真では毛細血管の減少を 両眼に認める。 診断はどれか。

問題の図

正解と解説

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正解 b

糖尿病網膜症

長年未治療の高血糖(HbA1c8.2%)を背景に、両眼にびまん性の点状・斑状出血、硬性白斑、軟性白斑を認め、光干渉断層血管撮影で毛細血管の脱落がみられることから、糖尿病網膜症と診断されます。網膜静脈閉塞症であれば病変は閉塞枝の支配領域や一眼に偏り、加齢黄斑変性は黄斑部の脈絡膜新生血管が主体であり、いずれも両眼びまん性のこの分布とは合いません。

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