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Certia
一般問題

医師国家試験 第114回 問180

180 / 400

78歳の男性。排尿障害を主訴に来院した。2年前から尿勢の減弱を自覚してい たという。3か月前からは頻尿および残尿感が出現し、昨日から症状が強くなり受 診した。内服薬はない。意識は清明。身長165cm、体重63kg。体温36.2°C。脈 拍80/分、整。血圧148/86mmHg。呼吸数16/分。下腹部に膨隆を認める。尿所 見:蛋白(− 、糖(− 、ケトン体(− 、潜血1+、沈渣に赤血球5〜9/HPF、白 血球5〜9/HPF。血液所見:赤血球476万、Hb13.8g/dL、Ht39%、白血球 5,200、血小板24万。血液生化学所見:尿素窒素28mg/dL、クレアチニン4.4 mg/dL、Na137mEq/L、K5.0mEq/L、Cl114mEq/L。腹部超音波像(別冊No. 11A〜C を別に示す。 まず行うべきなのはどれか。

問題の図

正解と解説

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正解 e

尿道カテーテル留置別 冊No. 11 A〜C

尿勢低下から進行した排尿困難に下腹部の膨隆(膀胱の充満)を伴い、腎後性の腎機能障害と高カリウム血症をきたした尿閉の状態です。まず尿道カテーテルを留置して膀胱を減圧すれば、水腎症と腎機能障害はすみやかに改善します。透析や腎瘻、尿管ステントは下部尿路の閉塞が解除できない場合や上部尿路閉塞の場合の手段であり、初手ではありません。

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