必修問題
医師国家試験 第114回 問316
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72歳の男性。下腹部痛を主訴に来院した。 現病歴 : 10年前から高血圧症で通院中であり、降圧薬による内服療法を受けて いる。1か月前から動悸を伴う心房細動が出現し、抗不整脈薬と抗凝固薬の処方も 受けていた。昨日昼から尿が出ず、下腹部が張ってきていたが様子をみていた。今 朝、下腹部の痛みで目覚め、症状が増悪するため受診した。 既往歴 : 特記すべきことはない。 生活歴 : 喫煙歴は20本/日を40年間。飲酒は日本酒1〜2合/日。 家族歴 : 父親が68歳時に胃癌で死亡。 現 症 : 意識は清明。身長165cm、体重61kg。体温36.9°C。脈拍52/分、不 整。血圧142/94mmHg。呼吸数18/分。SpO 96%:room air<。頸静脈の怒張を認 めない。心尖部を最強点とするII/VIの収縮期雑音を認める。呼吸音に異常を認め ない。腹部は下腹部が膨隆し、圧痛を認める。下s浮腫は認めない。腹部超音波検 査で膀胱容積は拡大しており、尿道カテーテルを一時的に留置することとした。 カテーテル留置で正しいのはどれか。
正解と解説
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正解 c
陰茎は垂直方向に軽く引き上げるように保持する。
男性の尿道カテーテル挿入では、陰茎を垂直から頭側方向に軽く引き上げて保持し、尿道の走行(恥骨前弯)を伸ばすことでスムーズに進めることができます。消毒を行ったうえでカテーテル側に潤滑剤を用い、抵抗が強いときは無理をせず、尿の流出を確認してからバルーンを膨らませます。蓄尿バッグは逆流防止のため膀胱より低い位置に固定します。