必修問題
医師国家試験 第115回 問101
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82歳の男性。発熱、嘔吐および水様下痢を主訴に来院した。3日前から38°C前 後の発熱、嘔吐および1日8回の水様下痢が持続しているという。経口水分摂取が 困難であるため入院した。入院時検査で便中ノロウイルス抗原が陽性であった。診 察にあたり、1アルコール手指消毒を行ったのち、2ビニールガウンを着用し、3 プラスチック手袋を着用した。その後腹部の聴診と触診を行った。診察後はプラス チック手袋とビニールガウンを外し、4聴診器を白衣のポケットにしまい、5石け んと流水での手洗いを行った。 下線部のうち感染対策として誤っているのはどれか。
正解と解説
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正解 d
4
個人防護具を外した直後に、患者に接触した聴診器をそのまま白衣のポケットにしまう行為は、病原体を持ち出して他の患者や環境に広げる原因となるため誤りです。使用後の聴診器は消毒するか、専用のものを用いる必要があります。なおノロウイルスはエンベロープをもたずアルコールの効果が不十分なため、診察後は石けんと流水による手洗いを行う点は正しい対応です。