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Certia
必修問題

医師国家試験 第116回 問306

306 / 400

75歳の男性。一人暮らし。3か月前に肺癌と診断され、肺内転移、骨転移を認 めた。家で穏やかに過ごしたいという本人の希望で在宅療養している。自宅で最期 を迎えることを希望している。2週間前からはほぼ寝たきりでトイレに行くことも できず、訪問看護サービスとホームヘルパーの訪問を受けている。5日前から腰痛 が出現し、訪問診療の医師が薬物療法を行ったが腰痛が悪化している。本日、医師 が診療に訪れた際に患者が「もう今日で死なせてください」と強く訴えた。 本日の訴えに対する医師の対応として正しいのはどれか。

正解と解説

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正解 e

「なぜそのようなお気持ちになったのか、お話し下さいますか」

「死なせてほしい」という訴えの背景には、疼痛などの身体的苦痛だけでなく、不安や孤独、家族への負担感といった多面的な苦痛が存在します。安易に励ましたり否定したりせず、まずなぜそのような気持ちになったのかを尋ねて傾聴し、苦痛の内容を明らかにすることが適切な対応です。そのうえで疼痛管理の見直しなど具体的な対策を講じます。

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