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Certia
一般問題

医師国家試験 第117回 問300

275 / 400

65歳の男性。胸部痛を主訴に来院した。4か月前から持続性の右胸部痛が出現 し、徐々に増強したため受診した。40年前から建設業に従事していた。体温 36.3°C。脈拍72/分、整。血圧128/72mmHg。呼吸数18/分。SpO 98%(room air)。右胸部の呼吸音は減弱し、打診で濁音を認める。血液検査所見で炎症所見は 認めないが、胸水中のヒアルロン酸は125,000ng/mLと著明な増加を認めた。胸 部エックス線写真(別冊No.34A)と胸部造影CT(別冊No.34B)を別に示す。 確定診断のために必要な検査はどれか。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 a

胸膜生検

長期の建設業従事によるアスベスト曝露歴があり、片側の大量胸水と胸水中ヒアルロン酸の著明高値を認めることから悪性胸膜中皮腫が強く疑われます。胸水細胞診のみでは確定に至らないことが多いため、胸腔鏡下などで胸膜生検を行い、組織学的に免疫染色を加えて確定診断します。画像検査や腫瘍マーカーは補助的な情報にとどまります。

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