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Certia
一般問題

医師国家試験 第117回 問294

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71歳の男性。呼吸困難のため救急車で搬入された。1週間前から発熱と痰の増 加を認め、呼吸困難も出現したため救急車を要請した。COPDで自宅近くの診療 所に通院中である。 意識は清明。 体温37.3°C。 心拍数108/分、 整。 血圧 110/74mmHg。呼吸数24/分。両側の胸部にcoarse cracklesを聴取する。血液所 見:白血球15,890(好中球91%、好酸球0%、単球5%、リンパ球4%)。血液生 化学所見:総蛋白7.8g/dL、アルブミン4.5g/dL、AST14U/L、ALT7U/L、 尿素窒素19mg/dL、クレアチニン0.7mg/dL、Na141mEq/L、K4.1mEq/L、 Cl97mEq/L。CRP13mg/dL。動脈血ガス分析(鼻カニューラ 3L/分 酸素投与 下):pH7.42、PaCO 41Torr、PaO 63Torr、HCO −27mEq/L。 胸部CTで両 2 2 3 肺野に広がる浸潤陰影を認めた。喀痰Gram染色標本(別冊No.28)を別に示す。 この患者に開始すべき抗菌薬はどれか。

問題の図

正解と解説

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正解 d

セフトリアキソン

COPD患者の市中肺炎で、喀痰Gram染色の所見と合わせ肺炎球菌やインフルエンザ菌など市中肺炎の主要な起炎菌を想定した治療が必要です。第三世代セファロスポリンであるセフトリアキソンはこれらをカバーし、1日1回投与が可能で市中肺炎の入院治療における標準的選択肢となります。セファゾリンやベンジルペニシリンではGram陰性桿菌のカバーが不十分で、バンコマイシンやクリンダマイシンは初期治療として過剰または不適です。

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