一般問題
医師国家試験 第117回 問292
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10か月の女児。呼吸困難を主訴に母親に連れられて来院した。3日前から鼻汁 と咳嗽が続いていたが、発熱もなく機嫌が良かったので自宅で様子をみていた。夕 方から咳嗽が悪化し、呼吸が苦しそうになったという。体温37.0°C。心拍数 138/分、整。呼吸数60/分。SpO 92%(room air)。鼻翼呼吸、陥没呼吸および軽 度の口唇チアノーゼを認める。呼吸音に左右差や減弱を認めない。両側肺で coarse cracklesは聴取しないが、呼気性喘鳴を聴取する。鼻腔RSウイルス迅速検 査は陽性だった。 この患児に予測される検査所見として正しいのはどれか。
正解と解説
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正解 d
高二酸化炭素血症
RSウイルスによる細気管支炎で、細気管支の浮腫と分泌物により末梢気道が閉塞し、呼気性喘鳴と陥没呼吸、チアノーゼを呈しています。閉塞に伴う換気血流不均等と呼吸筋疲労により二酸化炭素の排出が障害され、高二酸化炭素血症をきたして呼吸不全に至ります。ウイルス感染であり好中球の核左方移動は目立たず、肺胞性の浸潤影も通常認めません。