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Certia
必修問題

医師国家試験 第117回 問329

304 / 400

83歳の女性。腰痛を主訴に来院した。持続性の腰痛に対して、自宅近くの医院 で処方されたNSAIDを服用していた。一時的に疼痛は緩和したが、再び増悪した ため紹介受診した。精査の結果、多発肝転移を伴う膵癌と診断された。薬物による 抗癌治療などの積極的な治療を希望しなかった。食事摂取量は以前と比較し、わず かに減少している。 この患者に対する疼痛緩和としてまず行うのはどれか。

正解と解説

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正解 d

オピオイドの経口投与

NSAIDで軽減しなくなった進行癌の持続痛には、WHO方式に沿ってオピオイドを追加します。経口摂取が可能であれば簡便で調節しやすい経口投与を第一選択とします。NSAIDの増量は有効限界があり腎障害や消化管障害のリスクが増すだけで、硬膜外麻酔や放射線照射は全身状態や病巣を考慮したうえでの次段階の選択肢です。

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