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Certia
一般問題

医師国家試験 第118回 問240

240 / 400

74歳の女性。蛋白尿を指摘されて来院した。昨年の特定健康診査で蛋白尿を指 摘されたが、症状がなかったのでそのままにしていた。今年の特定健康診査でも蛋 白尿を指摘されて受診した。既往歴に特記すべきことはない。体調不良はなく就業 しており、自宅で時々測定している血圧は120/70 mmHg前後である。体重は増減 なく安定しているが、両下腿にごく軽度の圧痕性浮腫を認める。尿所見:比重 1.015、pH 6.0、蛋白3+、糖(−)、潜血(−)、随時尿の尿蛋白/クレアチニン比 は2.5g/gC(r 基準0.15未満)。尿沈渣に赤血球1〜4/HPF、白血球1〜4/HPF、 硝子円柱1〜4/HPF、顆粒円柱と幅広円柱を少数認める。血液生化学所見:クレ アチニン0.7mg/dL、eGFR61.6mL/分/1.73m2。腹部超音波検査では腎臓に異 常を認めない。 最も考えられるのはどれか。

正解と解説

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正解 b

膜性腎症

高齢者に無症候性に生じたネフローゼレベルの蛋白尿で、血尿をほとんど伴わず腎機能も比較的保たれている経過は膜性腎症に典型的です。糸球体上皮下への免疫複合体沈着によって高度の蛋白尿をきたします。二次性として悪性腫瘍、薬剤、感染症の関与を検索する必要があります。IgA腎症では血尿が目立ち、微小変化型は急激な浮腫を伴って発症します。

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