一般問題
医師国家試験 第118回 問377
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43歳の男性。持続する咳、痰および労作時呼吸困難を主訴に来院した。小児期 から風邪をひきやすく20歳台から咳と痰の回数が増加した。2年前から膿性痰が 1日中持続し息切れを自覚するようになった。自宅近くの診療所で抗菌薬を処方さ れ症状は少し改善したが、再燃したため紹介受診した。喫煙歴はない。意識は清 明。体温36.9°C。脈拍76/分、整。血圧116/68 mmHg。呼吸数20/分。SpO 97%(room air)。心音に異常を認めない。呼吸音は両側下胸部にcoarse crackles を聴取する。胸部エックス線写真で両側中・下肺野を中心にびまん性粒状陰影を認 めた。胸部単純CTでびまん性小葉中心性粒状影を認めた。 診断はどれか。
正解と解説
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正解 e
びまん性汎細気管支炎
小児期からの副鼻腔炎を思わせる経過に、持続する多量の膿性痰と労作時呼吸困難を伴い、胸部CTでびまん性の小葉中心性粒状影を認めることからびまん性汎細気管支炎が考えられます。呼吸細気管支領域を中心とする慢性炎症が本態で、少量マクロライド長期療法が有効です。