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Certia
必修問題

医師国家試験 第119回 問314

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65歳の女性。めまいを主訴に来院した。今朝、起床時に寝返りを打ったところ 天井がぐるぐる回り、悪心を伴ったため、ベッド上で安静にしていた。めまいと悪 心は1分程度で消失した。その後、朝食の準備中に振り向いた際に同様のめまいと 悪心が再び出現したため、心配になり受診した。安静時のめまいはない。頭痛、耳 鳴および難聴はない。意識は清明。体温36.5°C。脈拍72/分、整。血圧122/76 mmHg。神経診察で異常を認めない。 良性発作性頭位めまい症の診断予測スコアを表1に、その診断スコア合計点別の 尤度比を表2に示す。 表1 良性発作性頭位めまい症の診断予測スコア 項目 スコア めまいの持続時間2分以内 1 寝返りで誘発される 2 安静時にめまいがある −1 表2 診断スコア合計点別の尤度比 スコア合計 陽性尤度比 −1点 0.1 0点 0.2 1点 1.3 2点 2.8 3点 6.8 この患者における良性発作性頭位めまい症の事前確率が40%である場合、この 患者における良性発作性頭位めまい症の事後確率に最も近いのはどれか。

正解と解説

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正解 e

82%

本例はめまいの持続時間が1分程度で2分以内(1点)、寝返りで誘発され(2点)、安静時のめまいはない(0点)ため合計3点となり、対応する陽性尤度比は6.8です。事前確率40%を事前オッズに直すと0.4/0.6=0.67で、これに6.8を乗じた事後オッズは約4.5、確率に戻すと4.5/5.5でおよそ82%となります。尤度比を用いた確率の更新はオッズに変換してから計算する点が要点です。

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