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Certia
必修問題

医師国家試験 第120回 問102

102 / 400

45歳の男性。「認知症にならないか心配だ」と言って来院した。仕事を含めて日 常生活に支障はなく、周囲から間違いを指摘されることはない。喫煙歴はない。飲 酒は機会飲酒。母親が45歳時にAlzheimer型認知症を発症し、63歳で死亡した が、他の家族に同病発症者はいない。身長172cm、体重68kg。脈拍80/分、整。 血圧168/104 mmHg。Mini-Mental State Examination〈MMSE〉は30点(30点満点) であった。他の神経診察で異常を認めない。尿所見:蛋白(−)、糖(−)。血液生化 学所見:尿酸6.2mg/dL、空腹時血糖98mg/dL、トリグリセリド68mg/dL、 HDLコレステロール56mg/dL、LDLコレステロール120mg/dL。心電図に異常 を認めない。 患者への説明で適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 b

「高血圧はAlzheimer型認知症のリスクファクターです。対策を始めましょう」

本例は認知機能検査が満点で日常生活にも支障がなく、現時点で認知症ではありません。一方で血圧168/104mmHgと高血圧を認め、中年期の高血圧はAlzheimer型認知症を含む認知症の修正可能な危険因子として確立しているため、まず血圧管理を勧めるのが適切です。家族性Alzheimer病は通常常染色体顕性遺伝で複数世代に発症者がみられるものであり、母親1人の発症のみで遺伝子検査を勧める根拠は乏しく、頭部MRIのみで診断が確定するわけでもありません。

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