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Certia
必修問題

医師国家試験 第120回 問106

106 / 400

45歳の女性。左手の疼痛と腫脹を主訴に来院した。昨夜、飼い猫に左手関節付 近をかまれた。今朝は創が小さく出血も止まっていたため出勤し、事務作業を行っ た。昼ごろから疼痛が増悪し、夕方になり疼痛と腫脹で手指が動かせなくなったた め受診した。左手関節の伸側と屈側に径3〜5mmの創を2か所認める。左手背は 腫脹し、発赤を肘関節付近まで認める。左の手指は全体的に腫脹し、疼痛で伸展が 困難であった。 実施すべきでない処置はどれか。

正解と解説

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正解 b

創の縫合

猫咬傷では歯が細く深い刺創となり、Pasteurella multocidaなどの口腔内細菌が深部に接種されるため、感染率が高く急速に蜂窩織炎や腱鞘炎へ進展します。すでに発赤が肘まで及び手指の運動障害を生じている状態で創を縫合すると、細菌を閉じ込めて膿瘍形成を助長するため行うべきではありません。十分な洗浄と開放創管理、抗菌薬投与、患肢の安静挙上、必要に応じた破傷風トキソイド接種が適切です。

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