必修問題
医師国家試験 第120回 問105
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30歳の女性。昨日からの鼻汁と咽頭痛を主訴に来院した。咳嗽および呼吸困難 はない。食事は摂れている。生来健康。意識は清明。体温37.3°C。脈拍76/分、 整。血圧116/70 mmHg。呼吸数18/分。咽頭に軽度の発赤を認めるが白苔は認め ない。心音と呼吸音とに異常を認めない。5歳の長男に4日前から同様の症状があ る。 患者への説明で適切でないのはどれか。
正解と解説
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正解 c
「あとから肺炎になることがあるので抗菌薬を処方します」
軽度の発熱と鼻汁・咽頭痛のみで全身状態は良好、家庭内に同様の症状の児がいることからウイルス性の急性上気道炎(かぜ症候群)と考えられます。ウイルス感染に抗菌薬は無効であり、細菌感染の二次的合併を予防する効果も証明されていないため、予防目的で抗菌薬を処方するという説明は適切ではありません。対症療法と自然経過の説明、悪化時の再受診の指示が適切な対応です。