状況設定問題
助産師国家試験 第104回 問49
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在胎週数 32 週、出生体重 1,800 g、児心音低下のため緊急帝王切開で出生した男 児。出生直後、 泣なく筋緊張は低下。温めたタオルで羊水を拭き取り、口鼻腔内か ら白色の分泌物を吸引した。心拍は6秒間に3回であった。直ちに人工呼吸が行わ れ、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO 〉モニターと心電図モニターが装着された。生後 2分が経過しても自発呼吸を認めなかったため、気管挿管による人工呼吸と胸骨圧迫 が開始された。生後5分の評価で、心拍数 50/分、自発呼吸はなく、全身性チアノー ゼを認めた。 生後3週、児は保育器の中で経管栄養を行っている。呼吸補助や酸素投与は不要 で、体重は出生体重に回復し、本日初回の眼底検査を受けることになった。 このときの児への対応で正しいのはどれか。
正解と解説
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正解 4
開瞼器の圧迫による迷走神経反射に注意する。
未熟児網膜症のスクリーニング眼底検査では、開瞼器で眼球を圧迫することにより眼心臓反射(迷走神経反射)が誘発され、徐脈や無呼吸をきたすことがあります。そのため検査中は心拍と呼吸のモニタリングを行い、変化があれば直ちに検査を中断できるようにします。検査前は嘔吐と誤嚥を防ぐため授乳を控えるのが一般的で、散瞳薬を用いて暗めの環境で実施します。