状況設定問題
看護師国家試験 第105回 問229
229 / 240
Aさん(23 歳、女性)は、未婚で両親と3人で暮らしている。専門学校卒業後に就 職し、仕事も順調であった。4か月前、仕事のミスがあったことをきっかけに気分が 落ち込み、食欲のない状態が1か月ほど続いたが、通勤は続けていた。Aさんは2か 月前から不眠を訴えるようになり、先月からは給料の全額を宝くじの購入に費やして しまう行為がみられるようになった。Aさんは、心配した両親に付き添われて精神科 病院を受診した。 Aさんは、診察室では多弁であった。また、ささいなことで怒り出し、自分は病 気ではないと治療を受けることを拒否した。意識は清明で見当識障害はみられなか った。Aさんは双極性障害と診断され医療保護入院をすることになった。 入院時のAさんのアセスメントで正しいのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 1
躁状態
抑うつエピソードの後に、浪費、不眠でも活動的、多弁、易怒性、病識の欠如といった症状が出現しており、典型的な躁状態です。この躁とうつの両エピソードから双極性障害と診断されます。意識は清明で見当識障害がないためせん妄や錯乱状態は否定され、緘黙状態は発語がなくなる状態で多弁とは正反対です。