状況設定問題
看護師国家試験 第106回 問227
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Aさん(28 歳、女性)は、両親と3人で暮らしている。24 歳のときに統合失調症を 発症し治療を開始している。Aさんは大学卒業後に一度就職したが、発症後に退職 し、現在も無職である。2週前から元気がなく、自室に引きこもって独り言を言って いるのが目立つようになったため、両親同伴で外来を受診した。両親からは、1年前 から便秘が続き、Aさんが薬の副作用(有害事象)を気にするようになったという話が あった。 診察では幻聴の悪化が認められたため、薬物治療の見直しが行われた。その後、 定期的に両親同伴で外来通院を続けた。3か月後、幻聴は改善傾向を示し、規則正 しい生活ができるようになった。外来の診察で、悪化した原因を改めて振り返った ところ、Aさんは「半年前から家族に分からないように薬をトイレに捨てていた」と 話した。診察後、Aさんからそれを聞いた両親が、医師や看護師の目の前でAさん を大きな声で叱ると、Aさんの表情は険しくなった。 Aさんの両親に勧めるものとして適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 1
心理教育
医療者の前で患者を大声で叱責するような批判的で感情表出の高い家族関係は、統合失調症の再発の危険因子として知られています。両親に対して疾患の特徴や治療、服薬の意義、望ましい接し方を学ぶ心理教育を行うことで、家族の対応力が高まり再発予防につながります。内観療法や自律訓練法、精神分析療法は家族の理解と対応力の向上を目的とするものではありません。