状況設定問題
看護師国家試験 第112回 問224
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A 君(11 歳)は両親と3人で暮らしている。5歳で気管支喘息と診断され、現在は 抗アレルギー薬とステロイドの吸入薬が処方されている。本日、学校から帰ってきた 後から咳嗽がみられ元気がなかった。夕食はあまり食べずに就寝した。夜間になり 「苦しくて眠れない」と訴え、母親と救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であ り、問診すると途切れ途切れに話した。受診時のバイタルサインは、体温 36.9 °C、 呼吸数 32/分、心拍数 120/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO 〉92 %(room air)で あった。 救急外来で、吸入と点滴静脈内注射が行われ A 君の症状は軽快した。A 君は、 医師や看護師による問診には素直に答えているが、心配する母親には「病院に来る ほどじゃないんだよ。入院はしないからな」と発言し、反抗的な態度をとっている。 このときの看護師の対応で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 1
A 君に発言の理由を尋ねる。
学童期後期は自律性が育つ時期であり、反抗的にみえる言動の背景には入院への不安や、自分のことを自分で決めたいという思いが隠れていることが多くあります。まずA君自身にその発言の理由を尋ね、思いを言葉にしてもらうことが支援の出発点です。忠告したり、本人を飛ばして母親から聴取したりすることは、A君の主体性を損ない信頼関係を損なう対応です。