状況設定問題
看護師国家試験 第112回 問229
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A さん(58 歳、男性)は、年金の給付を受けて生活している父親(82 歳)と2人暮ら しで、母親は2年前に亡くなっている。20 歳のときに統合失調症と診断された。20 歳代で何回か仕事に就いたが長続きはしなかった。40 歳からは無職で、デイケアへ 通所していた。1年前にデイケアを中断してからは、ほとんどの時間を自宅で過ごし ているが、月1回の外来通院は継続している。A さんが飲まなかった薬がたくさん 残っていることを父親が発見し、主治医に相談した。この相談をきっかけに、週1回 の精神科訪問看護を導入することになった。初回訪問時に A さんは「薬は飲み忘れた んです。心配かけてごめんなさい」と父親と訪問看護師に話した。 このときの訪問看護師の対応で優先度が高いのはどれか。
正解と解説
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正解 2
薬を飲み忘れない方法を話し合う。
「飲み忘れた」という本人の言葉を受け止め、なぜ飲み忘れるのか、どうすれば飲み忘れないかをAさん自身と一緒に考えることが、服薬の主体性を保ちながらアドヒアランスを高める支援になります。82歳の父親に管理を委ねることは父親の負担を増やし本人の自律性を損ないます。薬剤師への依頼やデイケア再開の提案は、本人と方法を検討したうえで必要に応じて考える段階です。