一般問題
歯科医師国家試験 第110回 問177
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57歳の男性。上顎左側歯肉の腫瘤を主訴として来院した。3か月前に気付いた が、痛みがないためそのままにしていたところ、徐々に大きくなってきたという。 鼻漏や頸部リンパ節の腫脹はない。初診時の口腔内写真(別冊No. 43A)、エックス 線写真(別冊No. 43B)、CT(別冊No. 43C)及び生検時のH-E染色病理組織像(別 冊No. 43D)を別に示す。 行うべき処置はどれか。1つ選べ。




正解と解説
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正解 e
上顎部分切除術別 冊No. 43 A、B、C、D
上顎歯肉に生じ、無痛性のまま徐々に増大する腫瘤で、画像上顎骨に骨吸収や浸潤を伴い、病理組織学的に上皮性悪性腫瘍の像を示す場合は、上顎歯肉癌として顎骨を含めた切除が必要になります。腫瘍が歯槽部から上顎洞側に及ぶ範囲に応じて上顎部分切除術が選択され、切除後は顎義歯などによる補綴的再建を行います。洗浄やステロイド軟膏は炎症性病変への対応であり、切除・搔爬では安全域が確保できません。