一般問題
歯科医師国家試験 第110回 問173
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38歳の男性。下顎左側第二大臼歯の食事中の鈍痛を主訴として来院した。2年 前から同部に痛みを感じていたが、そのままにしていたという。探針で齲窩を触診 すると出血し、歯髄電気診で生活反応を認めた。初診時の口腔内写真(別冊No. 39 A)とエックス線写真(別冊No. 39B)を別に示す。 考えられるのはどれか。1つ選べ。


正解と解説
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正解 e
慢性増殖性歯髄炎別 冊No. 39 A、B
長期間放置された大きな齲窩の内部に軟らかい肉芽様組織が増殖し、探針で触れると易出血性である一方、歯髄電気診で生活反応を示す所見は慢性増殖性歯髄炎(歯髄ポリープ)に一致します。若年者で歯髄の血行が豊富であり、髄室が大きく開放されて排膿路が確保されているため、強い自発痛を伴わずに歯髄組織が肉芽組織として増殖します。急性化膿性歯髄炎では激しい自発痛を伴い、乳頭腫やエプーリスは歯髄ではなく粘膜・歯肉由来の病変です。