一般問題
歯科医師国家試験 第113回 問166
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76歳の男性。軽度の咀嚼困難を主訴として来院した。10年前に上下顎全部床義 歯を製作し、問題なく使用していたが、2年前から食事時に下顎の義歯が動くよう になったという。初診時の口腔内写真(別冊No. 26A 、義歯装着時の口腔内写真 (別冊No. 26B 、義歯装着時の顔貌写真(別冊No. 26C 、偏心運動時(青 とタッピ ング運動時(赤 の咬合接触を印記した義歯の写真(別冊No. 26D 及び適合検査後の 義歯の写真(別冊No. 26E を別に示す。 考えられる原因はどれか。1つ選べ。





正解と解説
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正解 c
顎堤の経年変化
10年間問題なく使用できていた義歯が、近年になって食事時に動くようになった経過は、加齢と長期の義歯装着に伴う顎堤の吸収により、義歯床と顎堤の適合が失われたことを示します。適合検査でも粘膜面に間隙が認められます。咬合接触の印記に大きな異常がなく、清掃状態や床外形が主因ではないため、リラインなどによる適合の回復が対応となります。