実務
薬剤師国家試験 第100回 問234
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60歳女性。以前より糖尿病と診断され、食事や運動に気をつかい、服薬コ ンプライアンスも良好であったが、最近、労作時に息切れがあり、体重も増加して 悩んでいた。女性から「最近□が履きにくくなった」との訴えもあり、薬剤師が女 性のふくらはぎを軽く押してみたところ、押した所が元に戻らなかった。 女性が服用中の以下の薬剤のうち、上記の原因として最も可能性が高いのはどれ か。1つ選べ。
正解と解説
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正解 1
ピオグリタゾン塩酸塩錠
チアゾリジン系薬であるピオグリタゾン塩酸塩はナトリウムと水分の再吸収を促進する作用があり、体液貯留による体重増加や下肢の圧痕性浮腫、心不全悪化のリスクが知られた副作用であるため、労作時息切れと下腿の圧痕性浮腫を来した本症例の原因薬剤として最も可能性が高い。トルブタミドやメコバラミン、エパルレスタットにはこのような明らかな体液貯留作用は知られていない。