実務
薬剤師国家試験 第100回 問226
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68歳女性。胃全摘出術の既往がある。半年前に意識障害を起こし入院中。 21週前から経腸栄養療法を開始し、3日前の検査の結果、白血球数減少と貧血を 認めた。出血の傾向はなく、骨髄穿刺の結果からは骨髄抑制は認められなかった。 検査値:白血球数:3.0× 103/μL、赤血球数:2.86× 106/μL、ヘモグロビン: 8.4g/dL、ヘマトクリット:25.1%、血小板数:18.7×104/μL、総タンパ ク質:7.8g/dL、アルブミン:4.2g/dL、トランスフェリン:275mg/dL この患者の栄養管理に対する薬剤師の対応として、最も適切なのはどれか。 つ 選べ。
正解と解説
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正解 3
血中の銅濃度を測定するよう医師に提案した。
胃全摘後で長期に経腸栄養療法を受けている患者に骨髄抑制を伴わない白血球減少と貧血がみられる場合には、経腸栄養剤に含まれる微量元素の不足、特に銅欠乏による貧血・白血球減少を考慮する必要があるため、血中銅濃度の測定を提案することが最も適切な対応となる。銅はセルロプラスミンを介した鉄代謝や好中球産生に関与するため、その欠乏は骨髄抑制のない血球減少症を呈しうる。