薬理
薬剤師国家試験 第100回 問247
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32歳女性。喫煙歴5年、禁煙を試みたいと薬局を訪れた。現在、不眠症 で、ゾピクロン錠を不眠時に服用している。禁煙のためにニコチンガム、ニコチン パッチ、バレニクリン酒石酸塩錠のいずれかを使用するか悩んでいるとのことだっ た。 この患者に関連する薬物依存・耐性の記述のうち、正しいのはどれか。 つ選 べ。
正解と解説
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正解 3, 4
ニコチンは、中脳辺縁ドパミン神経系を活性化する。 / バレニクリンは、ニコチン性アセチルコリン受容体の部分刺激薬であり、ニコチン依存症の喫煙者の禁煙による退薬症候を軽減する。
ニコチンは中脳辺縁系のドパミン神経系(A10神経系)を活性化し快感・依存性をもたらし、バレニクリンはニコチン性アセチルコリン受容体(α4β2サブタイプ)の部分刺激薬として受容体を弱く刺激しつつニコチンの結合を妨げるため、禁煙時の退薬症候を軽減できる。ゾピクロンやニコチンはいずれも反復使用で耐性を生じ身体的依存も引き起こしうるため、依存も耐性も生じないとする記述は誤りである。