物理
薬剤師国家試験 第102回 問199
199 / 345
38歳女性。肝内胆管がんと診断され、肝臓を部分切除した。患者は術後の 回復期にあり、食事を経口的に摂取しはじめ、高カロリー輸液療法の離脱を目指し ている。また、肝性浮腫と痰のからみがあるため、図のような注射剤が投与されて いる。 高カロリー輸液(糖・電解質・アミノ酸・ 総合ビタミン・微量元素液)1000mL 40mL/hr 酢酸リンゲル液500mL ブロムヘキシン塩酸塩4mg/2mL 20mL/hr 生理食塩液50mL B 100mL/hr C A 中 末 心 梢 中 ラ ラ 心 イ イ ラ ン ン イ 主 主 ン 管 管 側 管 E D 注射用カンレノ酸カリウム200mg 生理食塩液20mL 1日2回ゆっくりと静脈内注射し、 使用しない時はシリンジを外す。 管注 管注 フェニトインは治療薬物モニタリング(TDM)対象薬であることから、イムノ アッセイによる血中薬物濃度測定を行った。イムノアッセイに関する記述のうち、 正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
表示する
正解 4, 5
免疫比濁法では、免疫複合体の形成により粒子が凝集する性質を利用している。 / ELISAでは、抗原あるいは抗体を固定化した固相が用いられる。
フェニトインのような低分子は抗原決定基が一つしかないため2種の抗体で挟むサンドイッチ法では測定できず、この点で選択肢1は誤りである。免疫比濁法は免疫複合体形成による粒子の凝集(濁度上昇)を測定する方法であり、ELISAは抗原または抗体を固相に固定化して検出する方法であるため、いずれも正しい記述となる。モノクローナル抗体は単一エピトープのみを認識するため、一般にポリクローナル抗体より交差反応性は小さい。