本文へスキップ
Certia
薬理

薬剤師国家試験 第102回 問195

195 / 345

患 者:72歳男性。 既往歴:高血圧で降圧剤を内服。 現病歴:1年ほど前より尿勢の低下、排尿回数の増加がみられ、とくに飲酒後の排 尿困難を感じていたが放置していた。その後、数種の一般用医薬品を服用したとこ ろ排尿ができなくなり、下腹部膨満感が出現。間欠的に激しい痛みも出現したた め、救急車にて来院した。尿道カテーテルを留置したところ 800mLの尿の流出が あった。2日間カテーテルを留置後に抜去したところ、自排尿は得られたが前立腺 容積も大きく、残尿も多かったため経尿道的前立腺切除術を施行した。前立腺特異 抗原(PSA)値は 3.9ng/mLであった。 患者に聞いたところ、次の成分を含む一般用医薬品を服用したことがわかった。 ジフェンヒドラミン (睡眠改善薬) ファモチジン (胃腸薬) フェキソフェナジン (アレルギー専用鼻炎薬) これらの一般用医薬品服用後に生じた排尿困難の機序と考えられるのはどれか。1つ選べ。

正解と解説

表示する
正解 3

アセチルコリン M3受容体遮断

ジフェンヒドラミンやフェキソフェナジンなどの抗ヒスタミン薬は抗コリン作用も併せ持ち、膀胱排尿筋のムスカリンM3受容体を遮断して収縮を抑制するため尿閉を招くことがある。H1受容体遮断は眠気などの機序であり、H2受容体遮断やCysLT1受容体遮断は排尿困難の直接の原因とはならない。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。