薬理
薬剤師国家試験 第102回 問257
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65歳男性。COPD(慢性閉塞性肺疾患)治療のため、以下の処方箋を持っ て薬局を訪れた。 (処方1) インダカテロールマレイン酸塩吸入用カプセル 150μg 全 28カプセル 1回1カプセル 1日1回 朝吸入 (処方2) チオトロピウム臭化物水和物 2.5μg吸入用カートリッジ 60吸入 全1本 1回2吸入 1日1回 就寝前 吸入 前問の「注意すべき副作用」の発現機序として誤っているのはどれか。 つ選 べ。
正解と解説
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正解 2, 5
傍糸球体細胞におけるアドレナリン β2受容体の刺激 / T細胞でのサイトカイン産生抑制による免疫抑制
動悸は主に高用量吸入時のβ2刺激薬の心臓アドレナリンβ1受容体への交差刺激や反射性の交感神経活性化によって生じ、口渇はチオトロピウムによる唾液腺のアセチルコリンM3受容体遮断で唾液分泌が減少して起こる。傍糸球体細胞のβ2受容体刺激はレニン分泌に関わりこれらの副作用の機序ではなく、T細胞のサイトカイン産生抑制による免疫抑制もこの2剤の作用機序には含まれない。